早朝の仕事の帰り、並木道の枝という枝を見上げ、桜がまだ咲いていないことを確認した。しかし、蕾の多くはだいぶ膨らんでいたのだ。先週の木曜日までのことである。
それがどうであろう、翌日の金曜日になると、幾つかが花開いたのだった。トップに掲げたのが、その写真である。この日の朝は、夜明け前にも拘らず上着が必要ない程に暖かだった。嗚呼、すっかりもう春になったのだな、と思った。
そんなに暗い夜更けから、ソメイヨシノは開花の準備を人知れずに積んできたのだろう。春一番が再びやって来たような強風が、枝を盛んに揺らしていた。満開の菜の花もそれに調子を併せ、樹の下から桜の花を仰ぎ見るように歓迎する。
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さて、更に翌日の土曜日。この日は、歩いていると汗をかきそうになるくらいに暖かだった。僕は、午後から都内へ仕事に出掛けた。
下の写真は、駅近くにある公園の桜。向こうに写る大きなビルは、日テレの社屋である。まだ満開には遠く、枝にチラホラという感じだった。土曜日であるためか、公園には普段よりも人出が多いように感じられた。
そこから歩いて数分の神社内でも、桜は咲いていた。ビルの谷間のような場所にある小ぢんまりとしたお社である。
小さな境内は最近一部が工事されて、何とコインパーキングになった。神社を存続させるためのお金が必要なのかな、そのために駐車場を始めたのかな、と少々感じ入ってしまう…。
ところで、うちから駅まで行く途中には、のらねこが出没するスポットがある。そこで撮影。手前の茶トラのねこは特に人懐っこく、丸々とした体を擦り寄せてくるのだw いつもならば、この場所には全部で4〜5匹ほどいる。
土曜日に撮影した上の3枚は、ニコン P900ではなくて、SONYの小さなサイバーショットを持ち歩いてパッパッパッと撮った。従って、写り具合がイマイチかも知れない。まあ、そんな春のひとコマ(…ではなくて3コマ)なのでした…。
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さてさて、下は東京駅の自動販売機で買った、バニラミルクドリンク。コーヒーくらいの小さな缶なのに、お値段は140円。ちょっとお高いw でも、デザインの通り、ソフトクリームのような濃い味わい。とても美味しゅうございました…。
ちなみに、缶の裏側を見ると製造元がちゃんと北海道内になっている。おもてに書かれていた「北海道」に偽りはなかったのである。その輸送流通コストを思えば、140円なんて大したことではないのかも…。味がもう一種類売られていたので、また買って飲んでみようw
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