カレーは、いつ食べても(飲んでも⁉︎)作っても美味しいものである。最近はスパイスカレーにも挑戦なのだ…

先週のことになるけれども、いつものように都内の仕事へ行く前に昼食を摂った。この場合、カレーか讃岐うどんか家系ラーメンのいずれかを選ぶことが多い。順繰りなのである。

今回は、ことし初めてということもあって(?)「カレーは飲み物。」へと足が向いた。つまり、3つの選択肢の内、カレーを選んだという訳なのだ。例によって、食券を買うために券売機の前に立った。すると、横にある通用口のドアが開いた。
いつも美味しいカレーを作ってくれる店主の男性が出てくるところであった。カウンターの片付けをするためであろうか。僕に気づくと、「あ、こんにちは。どうも」と挨拶をしてくれた。僕も「こんにちは」と返す。すっかり顔を覚えて貰ったようで、嬉しく感じた。

券をカウンターに載せると、店主は「どうぞ」と言葉少なにカードを一枚差し出した。この店でものを貰うのは、昨年のいつだったか、紙パックの野菜ジュースを受け取って以来である。はて、これは何だろう…。見ると、それはスタンプカードであった。
ざっと読むと、ここで3回食事をすればステッカーをプレゼント、6回でカレーが一食分無料になるということらしいと分かった。スタンプを貯める期限は、来月いっぱい。僕は、仕事でこの地に来るのは週に一度である。

数えると、ほぼ毎回のようにしてカレーを食べに来なければ、スタンプを6つ集めることが出来ない。上にも書いた通り、うどんやラーメンとローテンションしているので、さてどうしたものかなあ…と、注文したビーフカレーが出てくるまで考え込んでしまったw
まあ、取り敢えず、3週連続でここに来て、ステッカーは頂戴しておくことにしよう。どんなデザインなのだろうか。きっと、店の看板や暖簾のように、黄色地に「カレーは飲み物。」と書いてあるのかも。ちょっとシュールで面白そうだなw どこに貼ろうか、と今から思案している。

さて、その「カレーは飲み物。」だけれども、何と通販で販売が開始されるらしいのだ。つまり、おうちでも「カレーは飲み物。」を堪能できるというわけなのである。これは凄い。発売予定日は、1月23日と告知されている。


(出典:通販サイト「おうちでのみもの。」)

本体価格だけを見れば一食あたり500円弱といったところであろうか。これを買い、ターメリックで黄色く炊いたご飯にかけて、あとは味玉やポテトサラダなどをトッピングすれば、店のカレーをかなり再現できるかも知れない。
これを是非とも、うちで家族に振る舞ってみたいものだと思う。「カレーは飲み物。」がどれだけ美味しいのかという話は時折するのだけれども、実際に食べて貰うのがもっとも説得力があるというものである。嗚呼、販売開始が待ち遠しい…。


さてさて、カレーのお話をもうひとつ…。

図書館で先日、スパイスカレーに関する本を借りた。『私でもスパイスカレー作れました!』というタイトルである。僕は結構なカレー好きだと自分では思っている。それで興味を持って、読んでみようと考えたのだ。
…と言っても、この本の中身はほぼマンガなのである。しかしながら、スパイスカレーに関する情報量は割と多い。それを誰にでも分かるよう、十分に噛み砕いて説明している。


(本書および3種のスパイス等とともに)

例えば、ヨーグルトをベースにして、必要なスパイスは「コリアンダー、クミン、ターメリック」の3つだけで、あとは塩で味を整えるだけ、という具合。これは、味噌汁に例えると、ヨーグルトが味噌に当たり、スパイスはダシに相当するのだそうだ。
だから、スパイスカレーを作っていてもし味が物足りなかったら、スパイスを追加するのは間違いで、塩を足すのが正解というわけである。確かに、味噌汁を作っていてダシをどんどん追加するようなことはしないよな…と合点がいった。

著者の「印度カリー子」さんは、なかなか色々と賢い方だと感心したので、少々ネット検索すると、若いのに既に幾つもスパイスカレーの本を出しておられることに気づいた。加えて、某私大で物理学を学んだ後、東大の大学院でスパイスの研究をされたのだそうだ。


(印度カリー子さん出演のスパイスカレーの作り方動画です)

更に驚いたのは、この方は、MENSAという高IQ者の国際的親睦グループの会員だということだ。僕にとっては、例えば米国であのジョディ・フォスター(様)がメンバーであることによって既知である。
なるほど、この本における説明の上手さや巧みさは、きっと帰納的な抽象思考に長けている等、ある種の聡明さの賜物なのだな、と僕は膝を打つ思いで読んだのであった。

さて、そんなことをつらつらと考えながら、後日、本に書いてある通りに僕もスパイスカレーを作ってみた。ちなみに、レシピそのものは、上に貼った動画と同一である。どうぞご参考に…。
流石に、この本に書かれているような「たったの30分で出来た」とはいかなかったけれどもw、小一時間で良い香りの立ち昇る美味しいカレーが出来上がった。家族にも好評である。これは如何にも病みつきになりそうなのであった…。

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その『私でもスパイスカレー作れました!』は、こちら。この種のスパイスカレーは、市販のルーを使ったカレーとは異なり、ラードのような油脂や小麦粉などを使用しないので、とてもスッキリとした味わいがあります。その点では、上述の「カレーは飲み物。」もまた同様ですね。シンプルな材料や調理法で比較的手早く作ることが出来るので、その点でもスパイスカレーは重宝しそうです。今年は、英検1級の勉強に加えて、スパイスカレーも少し探求してみようか、と思っています…。

『私でもスパイスカレー作れました!』
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