アレに感染して発症し、回復していく中で僕が考えたのはこんなことなのだ…

トップの写真は、先週撮影したもの。午後7時過ぎに、東の空の雲から月が昇って来るところをたまたま見かけたので、ニコン P900で撮った。これ一枚だけの一発撮りである。ぼんやりとしたモノクロームの風情がよく出ていると思うのだ。

そして、数日後。この日はペルセウス座流星群の極大にあたっていたので、P900のタイムラプスを仕掛けておいた。しかし、翌朝になって写真(というか動画)を見ると、途中から雲が出てきて画面が真っ白になっていたのであったw
その代わりといって何だけれども、午前1時過ぎに撮った木星の写真をお見せしようと思う。おそらく、140〜150倍くらいのズームだろうと思う。木星と、その衛星たち(ガリレオ衛星)が4つ写っている。

下は、木星とガリレオ衛星の位置関係を参照できる天文台サイトのスクリーンショット。上の写真の撮影日時に合わせて表示してある。まるで太陽系を遥か遠くから眺めたときのような姿にも見えるのだ。僕はいつも、こんな風に地球のことを俯瞰していたいと思っている。


さて、前回の投稿の続き。昨今のパンデミック下における感染症に、とうとう巻き込まれてしまった僕は抗原検査陽性の後、診察をしてくれる医者を探さなくてはならくなった。しかし、このご時世のことである。おいそれとは予約を取ることが出来なかった。

実を言うと、この時点で発症から(てっきり熱中症に罹っていたのだと思っていたのだけれども)4日ほど経過しており、カロナールを毎食後服用していたお陰もあって、偏頭痛と発熱の症状はかなり和らいでいたのである。
しかし、抗原検査で陽性と出てしまった手前、医療機関のお世話にならなければいけなくなってしまった。しかし、予約が取れない。さて、どうするか?僕は意を決して、オンライン診療なるものを利用することにしたのであった。

僕は8/6の午後時点でも、県が設置したオンライン診療予約サイトを閲覧したことがあった。ある医療機関に電話した際に、そちらを利用することを勧められたからである。しかし、そのときはアクセス集中につき受付停止中と表示されていたのであった。
嗚呼ここも駄目か…と、そのときは思った。しかし、8/7に再度アクセスしてみると、まだ朝方だったせいか、すんなりと予約受付フォームへと入ることが出来たのである。ラッキーだった。早速、住所や氏名、症状など必要事項を入力して送信することにした。

ちなみに、この時点で体重を計ってみたところ、57kgであった。僕はここ数年ずっと63kgくらいで変化がなかったので、数日間のうちに6kgも減ったことになる。体脂肪率は14〜15%だった。これも減ったらしい。
さて、入力送信してものの数分後には都内のクリニックにおられる医師と謂わばTV電話状態で接続され、オンライン診療を受けることを得たのである。これは凄い!と思った。診察の予約を取るため必死に電話を架けなければならなかったのがまるで嘘のような円滑さである。

オンライン診療は5〜10分くらいで終了した。これまでの症状と現在の状態、あとは陽性と表示されている抗原検査キットをカメラに向けて見せる、などなどという具合である。そのとき僕は胸に幾分の違和感を感じていたので、それを伝えると薬を出して貰えることになった。
薬は、喉の炎症を抑えるためのものと痰が出やすくなるようにするためのものである。それは、翌8/8の夜、都内の薬局からバイク便で届けられたのであった。確か、この日の日中に薬局から事前の電話連絡があったと記憶している。

流石のネット時代である。診察がこうしてオンラインだけで完結したのであった。僕は家から一歩も外へ出る必要がなかったのである。これは実に有り難いことだと思った。それからは、貰った薬を飲みつつ、10日間の療養を行なわなければならない。
オンライン診療をして下さった医師の話では、それは8/13までとのこと。それまで僕は毎日、静養(昼寝)・読書と音楽鑑賞・英検1級の勉強というサイクルをひたすら毎日繰り返すこととなった。マイペースで過ごすことの出来る、良い夏休みの日々であった。

そのようにして、のんびりと過ごしているうちに、娘も僕と同じ症状を訴え始めた。頭痛と発熱である。やはり電話で診察の予約を取ることが難しかったので、僕と全く同じ方法でオンライン診療を受けたのである。娘もきっと、かみさんから移されたのであろう。

そうこうするうちに、僕には別の症状が出始めた…と言っても、8/2〜3あたりから感じていたことであるけれども。それは、嗅覚と味覚の強烈な違和感だ。その頃から何というか、雑草っぽいような青臭さや舌触りが鼻をつき口の中に残って仕方がないのだ。
これは、この感染症でよく聞く話であるので、僕にもやはり現れてしまったのだな、と思った。僕の場合、どうやら鼻腔の中に青っ洟のような粘液が溜まることによって嗅覚や味覚が影響を与えられているようだと感じられた(これは飽くまでも私見ですが…)。

僕は例えば風邪などをひいても同じ症状が出るものなので、嗚呼またかとは思ったのだけれども、今回はいつにも増して厄介であった。嗅ぐものや味わうものが殆ど全て、この青臭い風味に支配されてしまうのである。つまり、食事が全然美味しくないのであった。
折角、頭痛や発熱は数日で良くなったのに、このおかしな嗅覚や味覚の変化によって、食欲が大幅に減退し、体力の回復の大きな妨げとなったのである。実際のところ、これは投稿現在のきょうも続いている。困ったことである。

唯一食べられるものといえば、カレーだ。これは多分、スパイスなどの香りが強いために、上述の青臭さが表面上はかき消されるという効果があるのだろう、と想像する。だから、ここ数日は専ら少量のご飯にカレーのルーをかけて食べている。

その一方で、早朝の仕事を今週から再開した。自宅療養期間が終わったので、徐々に社会復帰していかなければ、というわけである。しかし、食が細くなり、体重も落ちた身体では以前まで軽くこなしていた作業であっても、相当に辛く感じられるのであった。

そこで僕は思った。このまま、僕は「新型コロナになりました。そして治りました」だけでも構わないのだけれども、唯それだけじゃ何の進歩もないという気がしたのである。
従って、この際なので、食生活とか身体のこととか(今までも別に問題はなかったけれども)敢えて見直して、生活スタイル向上の機会に変えてみようかと考えたのである。取り敢えず出来そうなことといえば、食事の改善であろうか。

例えば、食が細くなったというタイミングを利用して、食事の回数は1日3食から2食へと変えてみようかと思っている。1日3食が実は現代人の身体に悪影響があるというのは以前から一般的によく言われていることである。
あとは、僕の息子が大学生になってから1日も休まず毎日、腕立て、スクワット、腹筋を続けていて今や結構ムキムキマンになっているのだけれども、それを見習って(?)僕も筋トレしてこのまま細マッチョを目指すかな⁉︎wなんてことも考えている。

まあ、こんな風に、新型コロナ感染を奇貨として、自分自身を何らかの形で変えていく機会にしていこうかと思うのだ。どうやら僕は案外と、転んでもタダでは起きない人間のようなのである…。


(上のような書籍要約動画のシリーズは、これ以外にも面白いものが多いです…)
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