ひとつの良かったことと、もうひとつの余りよろしくなかったことと…

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前回の投稿後、タイトルにあるように、良かったことと良くないなあということが、ひとつずつあった。

まず、良かったこと…。僕が毎日訪問しているブログ、「ピンちゃんの赤貧日記」が数日ぶりに更新されたのである。ブログ主のピンちゃんは、物理学の博士。目下、ガン闘病中である。
前回も書いたように、先週末に再入院し、そのことをお知らせする投稿の後、ちょっと途切れていたのだ。まさかまさか、容体が急変して…と、僕はピンちゃんの身をかなり案じたのだけれども、昨日「繊毛状態について」というタイトルで短い投稿があった。

「繊毛状態」は多分、所謂「せん妄状態」のことだろう。意識が朦朧とする等の状態である。漢字の誤変換を直すのも辛かったのかも知れない。それで、暫くは投稿出来ないかも、とのこと。是非とも、ゆっくりと療養して欲しい。
何であれ、無事で良かった…。せん妄状態の原因が何なのかは、投稿に書かれていなかった。物理学の勉強を昼夜頑張りすぎたせいなのかも知れないし、何かの薬の影響なのかも知れない。引き続き、応援していきたいと思っている。

次に、良くないなあということを…。前回の投稿後、僕はバタバタと投稿文を改訂することになってしまった。このブログの読者の皆さんには、大変に申し訳ないことをしました。どうも、すみません。
それは、月とアルデバランの写った写真についての文章である。CGクリエイターのKAGAYAさんが撮影された写真と、僕の撮った写真とでは、アルデバランの位置が、月に対して左右に異なっていた。

僕は、それをKAGAYAさんが写真の編集時にアルデバランの位置をお間違えになったのかも、と想像して書いたのだ。それが、初期の投稿文である。
しかし、投稿を公開後、僕はその想像が大間違いであることに気付いたのだ。きっかけは、投稿のあとで図書館へ行き、そこで借りた『天文ガイド』という雑誌の記事である。

その雑誌には、今年1月の天体現象として、27日に月とアルデバランの食がある、と図入りで書かれていた。食とは、ここでは、ある星が別の星の後ろを(見かけ上)通過することである。
つまり、KAGAYAさんが撮影された写真は食の前で、僕が撮った写真は食の後だったのである。だから、其々、月に対してアルデバランの位置が異なっていたのだ。

しかも、そのアルデバランの食についての説明は、図書館で借りた『天文ガイド』のみならず、僕の手元に常備してある『藤井旭の天文年鑑』にも書かれていた。僕は、それをすっかり見落としていたのだった…。いやあ、実にお恥ずかしいことである。
そこで、夜になって、大慌てで投稿文を改訂した。これは月とアルデバランの食であった、という内容に変更したのである。更にお恥ずかしいことに、タイトルや文面中で、どういう訳かアルデバランとベテルギウスを混同して書いていた…。

穴があったら入りたい、とはまさにこのことである。僕は、カタカナ語でしばしばこのような混同を起こす。どうも、共感覚的に似た色が見えるような音を持つ語彙に関して、このようにこんがらがることがあるのだ。
アルデバランという語にも、ベテルギウスという語にも、僕には、同じような水色っぽい銀色の共感覚が感じられる。だから、時折混同してしまう…。これもまた、どうもすみません。

このブログの読者の皆さんにおかれましては、今一度、前回の投稿をごご覧下さいますよう、お願い申し上げます。タイトルの最後に〔改〕と付く前の文章には、上述のような誤りが含まれております。お詫びいたします。どうも、すみませんでした。


既にご存知のように、今月31日の夜には、皆既月食がある。昨夜は、それに備えて、新たに購入した三脚を利用し、撮影のテストを行った。

ニコン P900を使い始めて以来、天体撮影の機材は2種類になった。P900を使った撮影と、それ以前から使ってきた自作天体望遠鏡にiPad mini2を載せて撮るという方法である。

どちらにも一長一短がある。iPad miniは液晶画面が大きいので撮影中の視認性が良い。短所は、自作天体望遠鏡の仕様に依存するということだ。例えば、約30倍から上の撮影しか出来ず、それ以下の倍率や広角で撮ることは出来ない。
P900は、広角でも超望遠でも自在だけれども、液晶画面がiPad miniよりは遥かに小さいので、撮影中の確認が少々やりにくいだろう、と思う。おいしいと思われる場面を、その都度撮るのに適しているのかも。そう考えている。

昨夜は、そのようなことを思案しながら、P900を三脚に載せてあれこれと月を撮ってみた。トップの写真は、その中の一枚である。皆既月食に向けて、月は着々と月齢を重ねている。あと数日だ。
加えて、P900のズームテストも行ってみた。P900のレンズを、いちばん引いたところから、望遠の最大まで一気に伸ばしてみるのだ。デジタルズームまで含めれば、35mm版換算で、24mmから4000mmである。

下の動画は、その様子。はじめに、ポツンと小さな光の点のようにして昨夜の月が写っている。そこからズーム。クレーターがボコボコ見えるところまで寄る。そのあと、またレンズを戻して、月は光の点に戻る。全部で1分強です。

動画の途中で、バイクの走行音などがマイクに入ってしまっている。その辺りは、どうぞご勘弁を…。あと、高倍率になるにつれて位置合わせがかなりシビアになるので、構図を安定させるのが難しい。そのことも感じた。
あと、月の表面ユラユラとして見えるのは、大気の揺らぎのせい。これによって、我々は夜空の星々を瞬いている、と認識するのだ。冬の間は、特にこういった揺らぎが強くなるようである。

目下のところ、P900は主に写真の方を担当し、iPad miniと自作天体望遠鏡で動画を撮る、ということを考えている。但し、今のように特に寒いときには、僕のiPad miniのバッテリーのもちが悪くなるので、状況に応じて撮影方法が変わるかも知れない。

あと、いちばんの心配は、この日、夜の9時過ぎまで塾の仕事があることだw その時刻には、もう月食が始まってしまっているだろう。大急ぎで帰宅して準備し、どこまで滞りなく撮影に取り掛かれるのか。それが最大の鍵になるのかも…。

(上と同じ月を、例によってトワイライト撮影モードでも撮影。何とも幽玄な月になりました…)

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