うさぎのケージを買って、組み立てた。これは、なかなかの優れものかも。うさぎもご機嫌なのだ…

昨晩は、前回の投稿の通り、満月や土星の写真を撮った。強風で且つ、大気の余り安定していないような気候だった気がするけれども、薄雲が程良く出ていて面白い写真が撮れたと思っている。

夕方は、娘の自転車のパンク修理を行なった。またかよ…という感じであるw このブログを振り返ると、前回修理したのは5月の中旬だったようだ。1ヶ月余りで再び後輪のパンクが起きたのである。
ひょっとして、前回の修理箇所が剥がれたのかな?と思ったのだけれども、さにあらず。チューブを見ると、そこはパッチがしっかりと自然加硫されていて、チューブそのものと一体化していたのだ。完璧であったw

今回のパンクは、それとは全く別の箇所。穴の形状から見るに、やはりまた、荷重をかけて段差を勢いよく乗り上げたときに出来たのであろうと思われる。娘には、後輪が段差に乗り上げる際には、速度をやや落として、サドルから少し腰を上げるよう言っておいた。
まあ、パンク修理そのものは、30分かそこらで割と簡単に済んだ。実は、その前に、ある組み立てを行なったのである。そちらの方が、メインのお仕事だったのだ。先達てポチっておいた、うさぎのケージである。商品番号はA55BP205という。


(このケージに関して詳しくは、上のリンクをご参照…)

午後、両手で抱えて持つ程の大きさの箱が届いた。重量は6kgちょっとくらいのようである。この中に、ケージ一式が入っているのだ。真昼間の暑いさなかではあったけれども、早速作業に取り掛かった。

実は、このケージには、組み立て説明書が同梱されていない。販売サイトでレビューなどを見ると、そのことを指摘している声が幾つかあるようだ。その際には、こちらこちらを参照されると良いと思う。

さて、開封の儀であるw ケージの底面部分や、サイドやトップの網、それらを留めるためのプラスチック製パーツなどが入っている。いずれも、発泡スチロールやエアパッキン等で、クッション性のある梱包が丁寧になされていた。

僕は、上述の組み立て説明画像をiPad miniで映し出し、それを見ながら作業を行なった。主にやるべきことは、網の部分にプラスチック製の留め具を取り付けてネジを締めることである。ひとつの角に上下ふたつ、計8個だ。(このパーツは、予備がひと組入っている)

上の写真は、その留め具やネジ。あと、底の部分に取り付けるキャスター及びゴム足(僕は、いずれも使用しなかった)。それから、ご親切にも、ドライバーも付属しているのだ。プラスマイナスを差替えられるタイプなので、組み立て後も重宝しそうであるw

留め具の位置は、上の写真の通り。一旦カチッとはめて、更に内側からネジで留める。このネジは、木ネジである。つまり、ある程度の力を入れて、ネジ穴に押し込むようにして回す必要があるのだ。ここは少々の力仕事になろうと思う。

四方ぐるりと網を立てることが出来たら、底面部分と固定しておくために、上のようなプレートを左右2箇所取り付けておく。ちなみに、こういったパーツは、軟質のプラスチックで作られているので比較的割れにくい。よく考えられていると思う。

あと、出入り口の透明な扉を取り付ける。これは、上の写真のように、内側に手を入れて、そこから押すようにして留めるとやりやすいだろう。この扉は開くと、下のようにスロープ状になるのだ。面白いデザインだと思うw

それから、これはオマケのようなものだと思うのだけれども、えさ用のカップが付属している。カップ本体と、固定用のプラスチック製パーツ、ボルトが何故か長短2種類用意されてあり、蝶ナットで留めるようになっている。

しかしながら、このカップ、いちばん下に固定しても、縁までの高さが約22cmもある。犬やねこならまだしも、うさぎなどの小動物には余り実用的ではない位置だろう、と思うのだ。

僕は、これをあとで、自動車いじり用の金属製ステイ(細長い板状のプレート)を使って、もう少し下に位置できるよう工作してみようと考えている。それについては、また後日の投稿にて…。

さて、写真を撮りながらゆっくりと組み立て作業を行い、約40分くらいで完成した。組み立てだけに専念すれば、30分程度の作業量だろうと思う。ご参考に…。

さて、このケージを、段ボール箱のうさぎの家と置き換えなければならない。その間、うさぎには外で遊んでいて貰おうか。帰ってきた頃には、お家が一新されているという算段であるw

パッと野に放たれて、「あれ、どうしたの?」という表情の、うさぎ。はいはい、いつもの通り、草の上を跳ねて遊んでおいでw あとでお楽しみがあるんだから…。

早速、Amazonの段ボール箱をどかして、組み立てたばかりのケージを置く。下は、そのビフォーアフターである。うーん、こうして見ると、景色が全然違うなあ…w

それから、うさぎを連れて来た。例のスロープを開けると、すぐに理解して上って入って行ったのである。トイレや牧草のえさ箱は今まで通りなので、自分の匂いがあるのが分かるのだろう。でも、嗅ぎ慣れないプラスチックの匂いに暫くの間くんくん…なのである。

網状になっているので風通しが良い。その代わり、横から丸見えなのである。でも、うさぎは余りそのことを気にしていないようで、すぐにリラックスし始めた。むしろ、ご機嫌になったくらいなのだ。

プラスチック製の扉は、半透明で尚且つ、滑り止めの凸凹が付いている。これを通してうさぎを見ると、何だか昔の人生相談のTV番組で使われていた模様ガラスみたいなのだw ちょっと面白いかも…。

そんなこんなで、色々とかなり満足度の高いケージなのだけれども、最後に苦言をひとつだけ…。これをワイヤーラックの中に設置したあと、前もって置き場所を作ったときに想定したよりも周囲の空きスペースが多いなあ、ということに気づいたのである。
販売サイトで表記されている寸法は、縦x横x奥行きが「約53x60x42cm」である。画像の隅に、「素人採寸ですので多少誤差がある云々」とただし書きがある。

ところが、僕が実際にそれぞれの寸法を測ってみると…(僕も、素人採寸ですがw)

すると、寸法は「約45x54x39cm」といった具合であった。つまり、販売サイトの表記より、実物はひと回り(それぞれ1割くらい)小さいのである。(もし付属のキャスターを取り付ければ、高さは3cmほど上がる)
この種の声は、販売サイトのレビューにも幾つか掲載されていた。しかし、いずれも自分で測ってみた数字をあげるわけではなく、「思っていたよりも小さい気がする…」というようなものばかりであった。実際に寸法を取ってみれば、このように一目瞭然なのだ。

こういった種類の商品は、置き場所の問題が大きく影響することがあるだろう。従って、寸法を正確に告知しておくことは必須だと思う。販売サイトにおかれては、是非とも表記の改善を願いたいところである。
でも、そのような事柄を差し引いても、これは実に良く出来たケージだ。網の部分は、上部を開くことが出来る。そして、底面部分は引き出し状になっており、溜まった塵などを捨てるのが容易だ。これらは、掃除や洗浄が楽になるための有難い工夫なのだろう。

Amazonの段ボール箱(ふたつ使った)で4ヶ月半ほど暮らしたあと、見た目も可愛い機能的なケージに住むことになった。うさぎも、すっかりご機嫌だw これで、暑い夏を少しでも涼しく過ごすことが出来るだろう、と思う。

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