先にひとつ、ご連絡を。前回の投稿をアップした後で、動画をひとつ追加で入れました。
それは何かと言うと、武満徹作曲の「波の盆」のオーケストラ演奏です。その曲について書いたのは良いけれども、どんな音楽なのか読んだ方には分かりにくかろう、と思い、YouTubeで探してリンクを貼りました。
投稿直後に来訪して読まれた方は、そのときこの動画がまだ貼っていなかったので、ご覧になっていないだろうと思います。再訪してご覧頂けますと幸いです…。
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さて、ゆうべはTV番組を見てひとつ、観てしまった。1時間半ほどである。先達ての投稿で、昨年はTV視聴時間が10時間に届かないだろう、ということを書いた。大晦日のジルベスターコンサートも含めて、その一年間の合計は結局7〜8時間くらいだったのでは、と思う。
でも、今年は元日早々から、1時間半も観てしまったw これでは先が思いやられる…。では、何を観たのか?NHKのサザンオールスターズの特番なのだ。
内容は、昨年観た同じような特番の完全版というか、未放送だった分も含めたロング版というべきものであった。だから、そんなに目新しさはなかったけれども、やはり番組後半の盛り上がりようは圧巻だったのである。
桑田佳祐の圧倒的なパフォーマンス性、加えて各パートのよく練られたアレンジ、あと多数のダンサーたちによる、ときにユニークな振り付けなど、どこをどう切っても面白い。まるでエンターテイメントのお手本のようなステージだった。
聞くところによると、紅白歌合戦でも桑田佳祐は物凄かったらしい、MS社の元社長であるN氏は、この日のSNSで、桑田佳祐が美味しいところを全部持って行ってしまった、というような賛辞を書き込んでおられた。
さて、元旦も、お正月二日目のきょうも、息子の勉強を見てやっている。英語である。センター試験の攻略法を伝授しているのだけれども、いかんせん息子は英単語など語彙力に乏しいので、なかなか苦戦している。
それでも、センター試験は全て選択式の問題ゆえ、本文と選択肢とをよくよく付き合わせて、同じまたは似たような意味の単語を探す等等の選び方でも、結構正解を得ることが出来る。それが全てではないにせよ。
いずれにせよ、センター試験(の特に読解問題)は、英語で書かれた情報検索能力の試験であると思う。いかに文章を素早くスキャンして、そのとき必要な情報を見つけるか、というわけである。そんなことも、口すっぱく(?)教えているところなのだ…。
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さてさて、けさ午前8時過ぎ頃、羽田を発った真っ白な旅客機が、南天にある薄月の真上を掠めて通過して行くのを見た。
それが余りに見事な光景だったので、今度は写真に収めようとするも、いくら待っても同じルートでもう飛んで来てくれない。その間、月を凝視していたら、その斜め下に白く小さな点が静止していることに気づいたのである。
早速、ニコン P900のズームを効かせて撮影。それがトップの写真だ。午前8:35に撮った。時間をおいて何枚か撮れども、その白い点の位置は殆ど変わらず。
例えば、上の写真は午前8:53に撮ったもの。実に小さな白い点は、殆ど全く動いていないことが、トップの写真と比較して見て取れると思う。下は、更に午前9:49に撮った写真である。ちょっと分かりにくいけれども、同じ位置にまだあるのだ。
この白い点、肉眼では水色の空に紛れて、漸く見えるか見えないかといった程度だ。ただ、今回は、月の円弧を延ばした丁度その先にあるという好位置のために、たまたま目についたのかも知れない。
下の写真は、P900のズーム最大で撮ったものを更に少し引き伸ばした。ちょっと縦長半円のような形状に見える。2〜3枚撮っても同じ形をしていたので、手振れで細長く写っているわけではなさそうだ。
初めのうちは、先達て撮ったような、空に風船の類がまた浮かんでいるのだろうか、と考えたけれども、上述の通り、時間が経っても月との位置関係に変化がないので、大気中に浮遊しているわけではなさそうだ、と思い始めた。
そこで、惑星の何れかが見えているのかな?と考えて、国立天文台の星図サイト「きょうの星空」を見ようにも、何故かこのときに限ってサーバーが落ちていた…。これは、何かの陰謀だろうか?w
更に、静止衛星が太陽光を反射しているのだろうか?とも考えて、別のサイトで、人工衛星のスケジュールを確認するも、きょうの午前中に見えるような該当物は無し。
うーん、これは新春早々の、不思議現象である…。謎の未確認飛行物体だ(はて、飛んでいるのか?)。ちなみに、下の写真は、そのあとで手慰みに撮ったボーイング747。これは、ほぼ天頂の位置を飛んでいたのである。
それから、iPad miniの中に入れてある星図アプリのことを思い出し、開いてみた。すると、どうやら、きょうは月のすぐ斜め下に金星が位置しているらしいことが分かったのである。
加えて、ネットで探してみると、非常に見つけにくいけれども日中でも金星が見えることがあるというページを見つけた。なるほど、これは金星だったのだ。
引き伸ばすと半円の形に見えたのは、その左の方に太陽が出ていたので、陽の光を受けて謂わば半月のようになっていたということなのだろう。つまり、欠けていたのである。これで、謎が一気に解決したw …というわけで、新春のちょっとしたレア現象の観測でした。
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さてさて、毎年お正月恒例の、サイエンスライター鍵本聡さん出題による、「お年玉問題」。(昨年など、過去の分はこちら)
今回は何故か、いつものニュースサイトにアップされていなくて、ググって探してしまったw すると、鍵本さんのSNSに上がっていたのを見つけたのである。
(出典:「鍵本聡@seongchong」)
では、早速解いてみるか…と思ってやってみたところ、十数分かかったけれども、一応解けた。年々、僕は解答までの時間が長くなっている気がする…。オツムが悪くなっていっているのだろうか?w
皆さんも、お正月のひととき、是非とも挑戦してみて下さい。ちなみに、BCの部分は2桁の数字であることを意味します。一応のヒントは、式の前半でどんな数字を出せば良いのか、ということでしょうか。解答は、数日後に…。
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