今年は息子の誕生日にこれを贈ろうか。あと、英語であの書物を全て朗読するのにどのくらい時間が必要か考えてみたのだ…

今月は、息子の誕生日がある。僕の実家から某国立大学に通っているのだ。
そこで、かみさんと娘が、誕生日を機会にそちらへ遊びに行くと言うので、何か誕プレ(最近はこの様に呼ぶらしいw)を持参してもらうことにした。さて、何が良いか…。ちなみに、生憎と僕には別の予定があるので、今回は実家へ行かれないのだ。

そんなとき、あるネット広告を目にした。任天堂のゲーム&ウォッチの新作が10日ほど前に発売されたのだそうだ。そういえば、半年近く前にそんな告知記事を読んだ気がする。
見ると、息子が好きな「ゼルダの伝説」なのだ。息子は最近、任天堂のSwitchでよく遊んでいる。このシリーズのファミコン版やゲームボーイ版が、ゲーム&ウォッチ一台に3本も収録されているのだ。

早速、ポチった。それが翌日に届いたのである。上のようなAmazonの薄い段ボール箱を開封すると、ビニール袋にゼルダのゲーム&ウォッチと特製アクリルスタンドが入っていた。

袋だけ開けて、僕の所有する歴代のゲーム&ウォッチと共に撮影。それがトップの写真だ。僕が初めてゲーム&ウォッチを買って貰ったのは確か小学5年生のとき。彼此40年くらいも前のことである。

それは既に白黒画面の液晶部分に茶色いシミが出て来ている程に劣化が進んでしまっているけれども、電池を入れればまだまだ遊べる。「オクトパス」という名前のシンプルな宝探しゲームだ。
一方で、今回買ったゼルダのゲーム&ウォッチは勿論、現代的なフルカラー液晶の精緻な画面だ。時代の流れを感じるというものである。その間に、任天堂は京都の一地方企業からグローバルに成長していったのだった…。

僕はまあ、そんな風に悠久なる歳月を感じてしまうのだけれども、息子はどのように思うだろうか。ちなみに、このプレゼントのことは内緒である。かみさんと娘が行くことも、息子だけにはまだ秘密らしい。そんなサプライジングな誕生日だというわけなのだw

ちなみに、この「ゼルダ」のゲーム&ウォッチには、上述の3本のゲームの他には、昔のゲーム&ウォッチのリメイク(?)および時計機能とタイマー機能が備わっている。ある意味において至れり尽くせりの仕様なのだけれども、惜しい点がひとつあると思う。

それはアラーム機能だ。元祖のゲーム&ウォッチにはアラーム機能が付いていた。設定した時刻になるとブザーが小刻みに「ブーッ、ブーッ」と1分間だけ鳴るという具合だ。
今回のゲーム&ウォッチにも、是非とも内蔵しているゲーム音楽でアラームが鳴るような機能があれば良かったと思うのである。まあ、次作に期待かな。さてと、次は何が出るのだろう?僕は「メトロイド」か「星のカービィ」あたりだと想像するのだけれども…。


さてさて、ここ暫く僕は、家にいるときにはずっと、YouTubeで海外TV局の英語ニュースを流している。英語の勉強のためである。
日本の国内ニュース番組では得られないようなレアな情報を直接見聞き出来るのが良いと思ったのだ。何と言っても、ニュース番組だけで各国とも24時間ずっと生配信なのである。素晴らしいことに、只で見たい放題だw

然し乍ら、僕は根が飽きっぽい性分なのかどうか、たまには違うものが聴きたくなってくることがある。
英語ニュース以外で好きなだけ英語が聴けるもの、といって思いついたのが、オーディオブックというものである。謂わば、本の朗読音声だ。これもYouTubeには幾らでも転がっている。さて何の本が良いか?

この世には、文章が無尽蔵といっても良いくらいに豊富な本がひとつある。聖書だ。新旧約を合わせて、そこに含まれる文字数は英語の場合、数百万とも言われている。
また、インターネット上には、動画やラジオなどの形式で、聖書の朗読をこれまた24時間ずっと流してくれているものが幾つもある。その中から選んだのが、例えば下のチャンネルだ。


(出典:YouTube「John 3:16 Ministries」)

このチャンネルは何故か上のスクリーンショットのように、聖書朗読の生配信動画をふたつ持っているけれども、いずれも単なる朗読からラジオドラマ風のものまで色々と聴かせてくれる。
ときには、さっきまで「ルカによる福音書」の朗読だったのに気がつくと「マルコ」になっていたり「使徒行伝」になっていたりなど、内容の切り替えも早いw 飽きさせないためだろうか?そんな点もまた僕には打ってつけだと思った。

昨年から英検1級の勉強を始めて以来、インターネットの恩恵に預かりっぱなしである。僕が過去に外国語学習をしていたときには、せいぜい本とCD、あとは少々のパソコンソフトといった具合だったのに、今はネットが殆ど全ての必要を満たしてくれる。

このような時代において、語学のみならず幅広く様々な教養や技能を自分で積極的に身に付けていかないなんて、丸っ切り嘘のようだ。万障繰り合わせてでも、絶対に勉強すべき時代なのだ。これこそは正しく、やったもの勝ちなのである。

ところで、英語版の聖書一冊でどの位の文字数があるのか、ちょっとフェルミ推定っぽく計算してみた。利用したのは、手元の英訳パラレル・バイブルの内、欽定訳(KJV)の部分である。

例えば「ヨハネによる福音書」のページをざっと見ると、1行に大体40文字以上は書かれているけれども、数文字だけで終わっている行もたまにある。平均して30字程だろうか。
あと、行数は1ページにつき70行くらいある。このパラレル・バイブルでKJVの部分は1500ページ余り。これらの数字を掛け算すると、300万字ちょっとといった具合だ。

それから、単語数を数えてみる。1行あたり平均で10語くらい。先程と同じように掛け算して、約100万語ということになった。つまり、英訳聖書一冊で文字数は約300万、単語数は約100万というのが僕の大雑把な推計である。

更に、その100万語を朗読するのにどの位の時間を要するのかを計算してみた。英語で(少なくとも僕にとっては)幾分ゆっくりな朗読というと分速で150語くらいだろうか。
これを100万語で割ると約6666分。つまり111時間である。聖書一冊の朗読で、少なくとも100時間くらいは掛かるというわけだ。これは凄い!

なお、あるサイトには、英語版聖書の朗読を聴くには122時間かかると書いてある。これは、英語で聖書の朗読を行なっている海外のポッドキャストの再生時間に基づいていると思われる。
僕の計算のようにKJVに基づく数字なのかどうかは不明だけれども、恐らくは別の訳(もっと語数が多くなる意訳もしくは敷衍訳)なのだろうと考えられる。

つまり、上述の111時間という、僕のフェルミ推定的な計算はほぼ当たっていたのだw まあ、いずれにしても、英語版の聖書を全て通して朗読する(または聴く)には、やはり100時間は最低限として必要だということなのである…。

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上でご紹介した、ゲーム&ウォッチ「ゼルダの伝説」のリンクはこちら(…と言っても、登場人物名の「リンク」ではありませんw 念の為)。Amazonでは下のように、特製のアクリルスタンドが付属するセットも販売されています。お求めの際には販売終了とならないうち、どうぞお早めに…。ちょっと気が早いですが、これはクリスマスプレゼントにも良いかも知れませんね!

『ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 (【Amazon.co.jp限定】オリジナルアクリルスマホスタンド 同梱)』
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