トップの写真は、ゆうべの月。中秋の名月である。この日、満月となる時刻は午後7時だったのだそうだけれども、その1時間50分後に撮った。
僕は、今月から都内の仕事の勤務時間が変わった。それまでは午後から夜遅くまでだったのだけれども、これからは午前から夕刻までというわけだ。まあ、週末の夜を家で過ごすことが出来るようになって良かったと考えている。
そんな中で、この名月も帰宅時に眺めながら歩くこととなった。「盆のような月が」という歌詞があるけれども、まさにその通りの形をしていたと思う。加えて、肉眼では白く明るい。雲ひとつない真っ黒な虚空が一際に名月を引き立てていた、そんな夜だった。
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前回の投稿で、自分アップデートというようなことを書いた。僕はそもそも、2年半余り前に新型コロナのパンデミックの兆しを感じたときから英語の学び直しを始めた。まずは英検準1級レベルのおさらいをやって、すぐに1級の勉強へと切り替えたのである。
何故そのタイミングで英語の勉強をやり始めたのかについては自分でも判然としないのだけれども、世界の動きの何か節目のようなものを感じ取っていたのは間違いないと思う。自分の中の強みをさらに強化しておく必要性が、そのときに見えたのかも知れない。
そして更に先月、実際に新型コロナに感染発症し治癒して以来、食事を一日2食に変えた。回数だけでなく、正肉や魚、野菜を意識的に摂るといった具合に内容も吟味するようになった。加工食品やインスタント食品、菓子などは以前よりも大幅に控えるようにしている。
加えて、筋トレも始めた。体重が1割ほど減り、体脂肪率が2/3に落ちた上、体力も目に見えて低下したので、体力づくりと筋力アップのために、腕立て伏せと腹筋をいずれも2種類、一日に各数十回ずつ行なっている。これはもう効果が徐々に出始めているようだ。
さらに、最近は瞑想法も取り入れるようにしている。これは、『サピエンス全史』などの著作で世界的に有名な歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏がヴィッパッサナー瞑想というものを長年実行しているという話を聞いて、僕はかねてから注目していた。
そのヴィッパッサナー瞑想を分かりやすく簡略化したものがマインドフルネスだろう。マインドフルネスは、米国などでビジネスマンたちがストレス解消や健康法として取り入れているらしい。多分、日本でも流行っているのでは。下の動画などが参考になるかも。
これは、例えば座っているときでも、歩いているときでも、仰向けに寝ているときでも行うことが出来るので大変に便利である。これを実行することによって、いわゆる雑念などが解消され、脳内がすっきりとするという効果があるというわけだ。
僕なぞ、常に色々なことをついつい考え込んでしまうので、脳内の雑音(雑念)が多い方なのだろうと思う。こんな風に新型コロナを機に、自分のマインド面もまた改善していこうと思うのであった。まあ、どんなことでも良貨にに変えていけば良いのである…。
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先日、英国の女王であるエリザベス2世が崩御した。僕は、その日の午前4時過ぎ、早朝の仕事に出るために起床した際、New York Timesから送られて来たメールマガジンの速報でそのことを知った。
すぐに、iPad miniでBBC Sounds(BBCラジオのアプリ)を開くと、トップ画面は特別編成一色となっていたのである。下は、そのスクリーンショット。チャンネルボタンのアイコンが全て黒地で女王の肖像写真となっていることが見て取れると思う。
番組表を見たところ、BBCラジオでは日本時間の午前2時過ぎ頃からこの編成となったようである。このラジオ局の約20ある全てのチャンネルが崩御を伝えるニュースを流していた。
どうか女王陛下におかれては、天の御国で主の愛と慈しみ、そして常しえの平安がありますように…
May Her Majesty the Queen, the Lord’s love, mercy and eternal peace be with you in the Kingdom of Heaven…
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下のリンクは、苫米地英人氏とヨーガ行者である成瀬雅春氏の対談およびインタビュー本です。タイトルにある通り、瞑想に関して語った内容となっているのですが、マインドフルネスやヨーガの瞑想を行うにあたって、どんなことを理解したりイメージしたりすれば良いのかということが分かって、とても興味深いです。
苫米地氏は、噛み砕いてお話しすることに長けているので、インタビュアーの質問に対してあれこれと引き合いに出しながら実に楽しく語っています。そこを成瀬氏が補足するという感じですね。例えば、「瞑想を知らない人は一年中、夢の中にいるわけ。だから、現実世界は生きてる人の夢なのね。」「瞑想は意識の正確なコントロールのことだからね。」「瞑想することで人間は覚醒するの。」(P. 108〜109)等々という苫米地氏の発言には膝を打つ思いです。
実のところ、本書で苫米地氏は表面的なヨガの流行やマインドフルネスのことを嘆かわしい思いで否定をされていますが、僕はまあそういったものが瞑想を習慣にしていく上での門戸となればそれでも構わないのでは、とも感じます。あとは個々人が如何にその道を追求していくか、ということに掛かっていると思うからです。いずれにしても、この本は読む価値のある楽しい一冊でしょう。おふたりが並んだ巻末の写真で、苫米地氏が今までに見せたことのなかったような柔和な笑顔をしておられるのがとても印象的でした。
『瞑想と認知科学の教室』
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