僕は普段、都内の会社へ出掛けるときなどに、駅までの道すがらや電車の中ではmp3プレーヤーを利用している。
この中には、クラシック等の音楽や英語のリスニング音声、あとはYouTubeの音声部分を録音したファイルが入っていて、気分に応じて色々と聞いては時間を過ごしているというわけである。
いつ購入したプレーヤーだったのかな?と思い、このブログを検索してみたところ、どうやら3年ほど前だったようである(そのときの投稿は、こちら)。5年は経過しているかと思ったけれども、案外と最近だったようだ。
近頃は、表面が段々とと薄汚れてきて、元々白かった本体がグレーのようになってきてしまった。その汚れを爪で擦ると剥がれるのである。これは一丁、綺麗にしてやらなくてはならないと考えて、早速実行してみた。
はじめはウェットティッシュで磨いてやれば汚れが落ちるのだろうと思っていたけれども、意外と頑固な汚れだったw そこで、消毒用のアルコールを染み込ませて更に拭いてみると、徐々に落ちてくる。まるで塗装を剥がすかのようにして、その下にある元来の白さが現れてきたのであった。
しかしながら、ここでひとつ問題が起きたのである。
何故か、本体がベトベトした手触りになるのだ。多分、経年で加水分解でも起きていて、変な粘着成分が浮き上がってきているのかも知れない、と思った。もしくは、アルコールとの化学変化の影響かな、とも。
仕方がないので、このベトベトも取り除くことにした。そうでなければ、また汚れがたくさん付着することになるからである。では、どうするか?僕は、使い古しの紙やすりで擦ることにしたのである。紙やすりを水でちょっと濡らして、ベトベト部分を磨くのだ。
よって、アルコールを染み込ませたウェットティッシュで一旦汚れを落とし、その後、水をつけた紙やすりで擦るということを、本体の各部分に施してやったのである。紙やすりの作業は、まるでプラモデルの塗装前の下地作りみたいだな、と感じたw
するとどうであろう。あんなに褐色っぽくなっていたmp3プレーヤーの本体が真っ白で尚且つサラサラの手触りに戻ったのであった。これで暫くは汚れが付くこともないだろう。愛用しているガジェットに、こうして更なる愛着が湧いたのであった。
ついでに小ネジをふたつほど外して開腹し、電子基板上の各スイッチ部分に接点復活剤を軽くスプレーしておくことにした。接触不良を予め防止しておくためである。そのときに撮ったのが、トップの写真というわけだ。
本体裏の電池ボックス脇の細かい部分などに、まだ線状に汚れが残っているのが見て取れるだろうと思う。汚れ落とし前は、全面がこの色で染まっていたのだった。こんな風にまだ落とし切れていない箇所があるわけだけれども、今回はこの程度に留めておいた。
…
さて、僕が一年半ほど前から出入りしている、英検1級の勉強会グループだけれども、最近は先生役だった主要メンバーが複数脱退してしまったことなどもあって、僕はほぼ幽霊部員のような存在になってしまっている。
まあ、こう言ってしまってはなんだけれども、このグループから学び取れることは既にたくさん教えて頂いたので、あとは自分ひとりでも英語道を歩んでいけるだろうと思っている。それでも今後、オフ会など参加できるものについては顔を出したく考えているのだ。
その英語学習グループの謂わば塾長さんの動画チャンネルが、ここ数日バズっている。先週くらいまでは、チャンネル登録者数が、1500名前後くらいだっただろうか。それが、ここ1週間弱の間に爆上がりして、いまは5000人に迫らんかという勢いだ。
また、このチャンネルの動画第1作目もまた、視聴回数が急騰中である。これも先週までは1万強くらいの視聴回数だったのだけれども、本日現在では下の通り、既に5万回を超えている。スクリーンショットの中で最初にリストアップされているのが、その動画だ。
このバズりは今週に入ってから突然起きたことなので、たった5〜6日の間に4万回もの視聴回数を稼いだことになる。どうしてなのか、塾長さんご本人も首を傾げておられる。ただ、「3年間、地道にコツコツとやり続けてきたお陰でしょうか」と仰っていた。
このチャンネルの動画は内容がいずれも、66歳で外国語大学に入り、69歳で英検1級に合格したという塾長さんのほぼひとり語りだ。ご自身の英語学習体験や勉強法、またときには英語業界の問題点などをカメラの前でお話しになっておられるのである。
ご自身も認めておられるように、これは「小さなチャンネル」なので、他のチャンネルではありがちな派手な演出などは一切なく、ほぼ撮って出しの形でアップしている。それ故に、今回なぜこのように爆上がりとなったのか、原因は目下のところ誰にも分からない。
でも、僕はこの現象をとても嬉しく思っている。勿論、驚いているうちのひとりだけれども、地道な積み重ねが花開くというのは実に喜ばしいと感じるのである。それは畢竟、英語学習もまたそういった類のことだからなのだろう。
最後に、くだんのバズり動画を下に貼っておきたいと思う。
第1作目なので、塾長さんはカメラの前でとても緊張しながら喋っておられる。ちなみに、その後すぐに慣れたようで、現在に至るまで他の動画では、立て板に水の如くの弁舌である。実は、普段からそういったかたなのだ。
この英語学習グループが今後も益々栄えていくことを祈念したいと思う。塾長、これからもどうぞお元気にご活躍ください…。
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