トップの写真は貰い物のお菓子。その名も何と「葛飾・亀有 手づくりの味 両さん どら焼き」であるw
僕は中学と高校の頃に週刊少年ジャンプを毎週欠かさず買って読んでいたことがあった。勿論、その当時から「こち亀」は絶賛連載中で、毎回楽しみにして読んでいたものだ。今は僕ではなくて息子が買って読んでいるらしい。
現在ではもうジャンプで両さんを見かけることはなくなったのだけれども、こうしてキャラクターが生き続けているのは実に素晴らしいことだと思う。
ちなみに、パッケージの裏面を見ると、製造元もちゃんと葛飾区亀有となっていたのである。下は、中身を撮ったもの。表面には両さんの顔が焼印で押されていた。きっと、これも手押しなのかも知れない。この後、大変に美味しく頂きましたとさ…。
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先達て投稿の最後に、プリンターのないワープロ(僕の命名w)こと、キングジムのポメラというガジェットについて少し書いた。
あれから2ヶ月余り、日本語や英語での書き物で大いに活躍してくれている。大変に便利で且つ愛着の湧く可愛いヤツなので、所感などを少し書いてみたいと思う。
僕が使っているポメラは、DM100という、彼此3代くらい前の旧機種だ。これを中古で7月に入手した。お値段は1万円弱ほどだった。買おうと思ったきっかけは、7月末頃に発売された最新機種の事前告知記事を読んだことである。
ポメラの存在自体は何年も前から知ってはいたけれども、専らiPad mini(と、たまにPC)で文章を書くことの多い僕には無縁だと思っていたのだ。でも、ある文学賞に応募してみようと思ったことと、英検1級の勉強にも役立つかも、ということで食指が動いたのだった。
しかし、最新型も含め、新しい機種はいかんせんお値段が張る。それだけで廉価なPCが購入できそうなくらいなのである。PCと異なって、ポメラはネット接続不可、機能はほぼ文章の入力のみ、という実にスパルタンな仕様なのだ。
でも、一度ポメラを体験してみたいと考えた僕は、例によってネット上で出物を探した。そこで出会ったのが、このDM100というわけである。元々シンプルな機能のガジェットなので、旧機種でも出来ることそのものは新機種と遜色ないのだ(…少し主観ですが)。
先ず、ポメラの良いところは、携帯するのに相応しいサイズと重量であることだと思う。
長辺は週刊誌などとほぼ同じ、画面を閉じたときの短辺は、上の写真のように、1ページの約半分である(雑誌は、Newsweek誌)。この機種の重さは430g程で単行本一冊分くらいといったところだろう。実にハンディなのである。
あと、モニター部分を開いたときの起動が早い。ものの1〜2秒後には文章の入力を開始できる。PCにありがちなモタつきも起きないので、サクサクと文書作成が行えるのである。ちなみに、保存は内蔵ストレージ(HDDではない)かSDカードのいずれかで行う。
それから、国語辞典(明鏡)と英和や和英の辞典(ジーニアス)を内蔵しているので、執筆中に語句の意味や綴りなどを確認したいときには便利である。3つの辞書のボタンが液晶画面右側に配置されているので、ワンタッチで呼び出せる仕様になっている。
(ジーニアス英和辞典の画面。例文が割愛されたバージョンを搭載している)
それで、僕はポメラで何を書いているのかと言うと、まずひとつは英検1級の英作文(A4で一枚の小論文)を書く練習だ。過去問などに基づいて、ある特定のテーマに関しての英文を書いていくのである。
そのとき、「あれ?この単語の綴りはこれで良かったけな?」等というときには、直ぐに辞書のボタンを押して確認する。便利至極であるw また、PCでWord などを使って書くよりもストレスが少ないので、とても捗るのだ。
また、ショートショートなど日本語の文書作成にも利用している。この際には、設定で縦書きにしている。ショートショートの場合、サイトの規定によって400字といったような字数制限があるので適宜、文字数カウンターを呼び出して確認しながら書いている。
実は、先月ある文学賞に応募した。短めの小説を書いて応募する小さな文学賞なのだけれども、その際にも字数制限いっぱいいっぱいになるまで書くことが出来た。9月の終わりの週は、この推敲を繰り返していたために忙しかったのである。
自分で言うのも変だけれども、とてもお気に入りの良いお話を書けたと自負している。あとは、審査員の皆さまのお眼鏡に叶うかどうか、といったところだろう。結果の発表は来年のことなので、まだまだ先なのだけれども。
でも、僕はポメラを使って一作品執筆してみることによって、物語の紡ぎ方といったものを少し掴んだ気がするのだ。つまり、こうすれば小説が書けるのか、というようなコツみたいなものだ。それが分かったのもポメラのお陰なのかも知れない。
そのような意味において、小さいながらも実に頼もしいツールと言える。勿論、これからも僕の英語と文学の旅は続いていくのだ。ポメラは謂わばその同伴者なのである。良いタイミングで良いものを手に入れることが出来て良かった、と今は悦に入っている…。
(僕が書いた400字のショートショートを一部表示させてみたところ。旧字体もちゃんと表示してくれる)
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先達ても最後に載せた、ポメラの最新機種のリンクを再掲いたします。このDM250は、上に書いたようなDM100の基本機能に幾つもの便利機能を追加したような豪華版となっているのですが、(値引きされているとはいえ)まだまだお値段が高い…!僕の1万円弱ポメラがさて何台買えるのでしょう?w
でも、いずれ何かの臨時収入があったときには2台目として僕も購入してしまうのかも知れません。きっと、この豪華版ポメラも可愛いヤツに違いないことでしょう。こうした隙間産業的なガジェットは日本が本来得意としているお家芸であるような気もいたします。その意味においても、僕はこれからもポメラを愛用し、応援していくのだろうと思っています。
「キングジム デジタルメモ『ポメラ』 DM250」
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