うさぎの耳に、シュシュをつけてみたのだけれども…

めっきりと、夜が明けるのが遅くなった。午前4時過ぎに起床すると、周囲はまだ、真っ暗に近い状態である。それもその筈。今や、日の出は午前5時を過ぎている。最近は、季節の巡りを、こんなところにも感じてしまうのである…。


2週間くらい前のことになる。あるとき、うさぎの晩御飯として牧草を入れておいてやろうか、と思ってケージのところに行ったら、その中にシュシュが落ちていたことがあった。
このシュシュは、きっと娘のものだろう、と思って、そのことを教えたところ、「これ、うさぎにつけてあげたの」と言う。どうやら、うさぎが頭を振って落としてしまったところだったらしい。

そのシュシュをまたつけてみたのが、トップの写真。ご覧の通り、耳のところに通しているというわけ。娘は、これを見て、「可愛いー」と喜んでいた。それから、僕はニコン P900で、娘はスマホで写真を撮ったのだ。

何だか、見ようによっては、鉢巻をしているように見えてくる。随分と気合いの入ったうさぎだな、という感じだw 当のうさぎも、まんざらではなさそうである。

でも、僕がこの様子を見て思い出したのは、ヘアバンドを頭に巻いた、立川談志師匠の姿だった。どうしても、それが目に浮かんできて、ダブってしまう…。


(談志師匠の写真は、ネットの拾いもの)

どうだろうか…?チャーミングというか、何処となく可愛らしい風情が、両者には共通して漂っているように感じられる、と思う。偉大な名人の、ちょっと意外な魅力を見つけてしまったのかもw


さて、先日、娘が生まれて初めて、コンサートというものに行ってきた。某女性アイドルグループのライブである。友達と連れ立って電車に乗り、多分、片道2時間近くもかかったのでは。

チケットが入手できて以来、娘はこのコンサートを随分と楽しみにしていた。その友達の家に行き、会場で使うのだという団扇を作ったのである。

上の写真は、その団扇の表側。「てち」というのは、娘がお気に入りのメンバーの愛称らしい。周りには、銀色のモールを貼って、ハデにしてある。目立ってナンボ、というとこなのだろうw

こちらが、裏側。「てち」に、これを見て手を振って貰いたいので、このような文言を貼ったのだそうだけれども、当日は(案の定と言うべきかどうか)、ちっとも見て貰えなかったそうである。それでも、娘は大興奮だったそうだ。

上の写真は、娘の部屋の一角。元々ここは、僕の音楽室だったのである。アップライトピアノの横に、このような飾り付けがある。右側に写っている三角形のペンライトは、コンサート会場で買ったもの。
何と、このペンライトだけで4000円もするのだそうだ。まあ、コンサートに観客として参加するには、必須のアイテムなのであろう。そのためなのかどうなのか、結構強気な価格設定であるw

こちらも、娘が会場で買ってきたもの。「てち」のタオルである。ちなみに、これは確か、2000円だと言っていた気がする。この他にも、3000円のTシャツを買って、着て帰ってきた。
まあ、つまり、コンサート会場の物品販売だけで、1万円くらい使ったのである。僕も嘗ては、坂本龍一キョージュやら、某ロックバンドの東京ドーム公演やら、様々なコンサートに出かけたものだけれども、大抵は何も買わずに帰ってきたのである。

それはつまり、今よりも遥かに、CDやビデオがよく売れていた時代だったので、アーティスト側の収益もそちらがメインだったのだろう。しかし、もうそのような時代ではなくなってきたようだ。そう言われて久しい。
僕は、コンサートというものに(余りにも多忙で)行かなくなって、もう少なくとも10年くらいは経つと思うけれども、その間に、音楽産業の構造も確実に変化していったのだ。娘が買ってきたものを見て、ふとそんなことを感じた。

当の娘は、生まれて初めてのコンサートに、大満足して帰って来た。もし、この公演のDVDが発売されたら、絶対買う!と意気込んでいるのである。まあ、音楽を楽しむことが出来て、何よりだったなあと思っている…。

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かみさんは、今でも、時間を見つけてはコンサートによく出掛ける。主にロック系を好んでいるけれども、下のBUMP OF CHICKENも、好きなアーティストのひとつ。どうやら、下のライブDVDを所望しているらしい。買ってあげなくてはいけないだろうか…?

『BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER SAITAMA SUPER ARENA (初回限定盤)』[DVD]
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