NHKの公式番組表アプリがサービスを終了してしまう、さてどうしたら良いものかと考えてみたのだ…

トップの写真は、日曜日の部分日食中に手慰みで撮った写真。

成田発の飛行ルートを飛んでいたので、既に8000m以上の高度だっただろうと思う。画像がやや荒いけれども、写真をよく見ると、機体に何かが描いてある。文字と縞模様のようだ。
リアルタイム航空情報アプリ「フライトレーダー24」で調べてみると、これは大連行きのANA機で、何とスターウォーズの塗装を施したものだったのであるw 下は、そのアプリからのスクリーンショット。

なるほど、機首付近の縞模様は、R2-D2を模していたのだ。目下ロードショー中ではないような気がするのだけれども、以前の名残なのだろう。そういえば、昨年の3月にもスターウォーズの模様のジェット旅客機を撮った覚えがあるなあ…。あのときは、C-3POだったのだ…。


さて、僕は年間に千数百時間もラジオを聴くほどのラジオ魔(?)なのだけれども、その99%はNHK-FMである。NHKはTVの方で受信料を聴取しているけれども、ラジオは無料放送。いつも数多の良い音楽を聴かせて貰って有難いと感じている。
僕が聴いている番組の殆どはクラシック音楽のそれなので、曲や奏者の名前が長いことが多い。従って、ラジオの番組表があれば、それらを参照する際に非常に便利なのだ。あと、同じ日の別番組や翌日以降のランナップなどについて調べておくのにも役に立つ。

そんな訳で、数年来、NHKの公式番組表アプリをずっと利用してきた。使い勝手は今いちだけれども(例えば、常にTVの番組表から表示されてしまう等)、目下これしかないので謂わば消極的選択で使い続けて来たのである。
このアプリは、先月辺りから、「サービスを終了いたします。今までのご利用をありがとうございました」という文言が、トップ画面のいちばん上、ぎりぎりのラインにこっそりと表示されるようになった。下は、そのスクリーンショットである。

何故「こっそり」なのかと言うと、このトップ画面を暫く表示したままにしておかないと、この一行が現れないという時間差攻撃なのだw

その内この番組表ユーザーから要望やクレームが殺到して、NHKが翻意してくれるかな、という期待も心密かに持ったけれども、1月に入っても尚、これが表示されている。どうやら、文言通り、今月いっぱいで終了しそうなのだ…。

「みなさまのNHK」というキャッチフレーズを遠い昔に耳にしたことがある。今はもう、そんなことを言わなくなったのだろうか?
僕は、大マスコミの業界を余り信用していないので、新聞を読まないし、TVも殆ど見ない。結局のところNHKは「みなさまの…」ではなかったのかな、という気がする。まあ、そんなもんだよね…。

(下のふたつは、その番組表アプリで、きのうのラジオ番組一覧と、音楽番組の中の曲目を表示させてみたところ)

まあ、嘆いてばかりもいられないので対策を少し考えた。例えば、ブラウザを開いて、NHKのサイト(「NHKオンライン」)のトップページから、番組表の一覧に飛ぶことが出来る。曲名や奏者についても、番組名をクリックすると、その都度別のタブを開いて表示してくれる。
こちらは、アプリに比べて比較的使い勝手が良い。NHKではきっと、これがあるから番組表アプリはもう不要だ、という見解なのかも知れない。でも、僕はふたつのブラウザで常に20以上ものタブを開いているので、これ以上数を増やしたくないのだw

何とか、ブラウザとは別にアプリの方で見られないものか、と思案した。

そう言えば、NHKにはもうひとつアプリがあることを思い出した。「らじるらじる」だ。主に、放送中のラジオ番組をサイマルで聴取するためのアプリである。僕は滅多に使わないけれども、愛用のiPad miniに一応インストールしてあった。
このアプリの中で番組表を見ることが出来るのである。くだんの番組表アプリとはレイアウトが異なるけれども、その日の番組の一覧や曲目などがひと通り見られる。まあ、これでも良いではないか、という気がして来た。

NHK様におかれては、「番組表については、今後は『NHKオンライン』(または、ラジオは『らじるらじる』)をご利用ください」のような一言を付け加えておけば良いのに、と思う。そのくらいのフォローはしてあげるべきなのでは。
NHKは時折、どうも視聴者の痒いところに手が届かないような、サービスの行き届いていないことがあるなあ…と、こういった事例からもまた少々感じてしまうのであった…。
……

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