きょうは、何日ぶりなのか分からないくらいに、久方ぶりの晴れ間。太陽と青空なんて、実に御無沙汰だったなあw
上空にカメラを向けていると、ちょうど軽飛行機が横切って行った。航空機が飛んでいるのを見るのも、久しぶり。何だか、色々と新鮮な気分になれる天気だと感じる。
そして、ベランダから下の方へレンズを下ろすと、雨降りが続いたのを良いことに、暫く水を遣っていなかったコスモスやらひまわりやらが随分と伸びていた。
ちいーの園である。これまでビオラが幾つも咲いていた花壇だ。はて、このコスモスやひまわりの花は、まだ咲かないのだろうか?あと、朝顔とマリーゴールドの種も蒔いたのだけれども、どうなったのか?長雨で、花の世話をすっかりサボってしまっていたのだ…。
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さて、本日はあの米国製巨大平面スピーカーを皆んなで試聴する日だ。僕にとっては、ある種の試験日(?)のようなもの。ちょっと緊張する。セッティングを頑張っていこう…。
そんなことを思いつつ、仕事場の塾にいつもより早めに行き、セッティングを行なった。このスピーカーを弄るのは2度目なので、もう多少は慣れたものだw 案外さっと繋いで鳴らすことが出来たのである。
その後は、塾の経営者ご夫妻が来るまで、好きなCDを聴いて過ごした。クラシックやら、ジャズやら、カーペンターズにX、坂本龍一などなどである。何を鳴らしても、良い音が清冽に放出される素晴らしいスピーカーだ。
経営者ご夫妻には、このスピーカーの利点などを説明しつつ、次々にCDを掛けていった。やはり、余りにも大きいので、ここから運び出す手間などを心配しているようだ。音の素晴らしさは良くお分りいただけたのでは、と思う。
あとは、決断していただくのみ。さて、この一式の命運や如何に?僕は、この貴重なセットを是非とも大切に愛用いただければ、と思っているのだけれども…。
それから、今夜は満月の日なのだ。日中たまたま晴れた日に、月も望むことが出来るなんて、実に有難いではないか。
上述のオーディオセッティングの記録のために、僕はニコン P900を持ち歩いていた。帰り道に満月であることにふと気づき、自転車に跨ったままP900で何枚か撮ったのである。
そんな訳で、雑な撮影になったけれども、撮れて良かったと思う。帰宅した頃には、折角の満月が雲の向こうに深く隠れてしまっていたからだ…。
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いま再び思い出してみるに、アポジーというメーカーの、あの大きくも平面なスピーカーは、実に良い音を醸していたと感じられてならない。僕はつい、このスピーカーについて人に語るときには、いつも饒舌になってしまう。
「それはまるで、山奥に流るる岩清水を手で掬い取ったかのような透明感溢れるサウンドであった…」等という具合である。嗚呼、忘れ得ぬあの清冽な響きよ。人をして詩人へと為さしめてしまうスピーカーって、一体…w
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