怒涛の夏期講習も、8月でお仕舞いとなった。さて、そんなある日、ふと空を見ると、積乱雲と思しき鈍色の雲が幾つかの固まりとなって浮かんでいる。その合間には、上弦の月がやや面持ちを傾けながら佇んでいた。樹には蝉が賑やかである。
しかし、夜も更けるとそれらは殆ど鳴き止み、代わりにコウロギの声がコロコロと辺りに響くようになるのだ。もう秋は近いのだろうか。早朝も、暗い時間が随分と長くなった…。
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近頃、特に関東地方で火球目撃の報道が相次いでいる。しかし、下のニュースは所謂、誤報の一例だろうと思う。8月26日夕刻の出来事である。
(ちなみに、間違いであることが分かったためか、元のサイトからは当該の記事が削除されている。よって、画像は別サイトからの拾いものであることをお断りしておきたい…)
(出典:まとめダネ!)
上のニュースで報道されたこの光は、明らかに飛行機雲なのだ。
何故そう言い切れるのかと言うと、僕も同じ日の午後6時20分過ぎ頃、これと全く同じものを目撃したからだ。しかも、音も確認した。小さいながらも「ゴーーー」という極普通のジェットエンジンの飛行音を聞いたのだ。
そのとき、僕は塾への仕事へと赴く途中であった。自転車の進行方向の遥か向こう、日没まもない西天の上空に短く輝く雲を見たのである。それは西陽を余りにも綺麗に受けていたので、直ちには飛行機雲だとは分からないくらいであった。
だから、ツイッター等で火球と見間違えた報告が相次いだのだろう。彼此10分近くは見えていたのではないかと思う。方角は北方から南方、機体はおそらく埼玉県西部地方から東京都多摩地域付近の上空に差し掛かっていたのではなかろうか。
問題は、これを「火球か」などと称して、何の検証もなくそのまま報道してしまう放送局の姿勢である。この局には科学部というものが存在していないのであろうか?どうやら、この件に関してはこの局(と、その系列)しか報じていないようだ。そりゃそうであろうw
ちょっと航空と天文の知識があれば、オイラのようなシロートでも分かることである。嗚呼これだから、マスコミやらTVやらはどうも信用できない。改めてそう思わされたのであった…。
さて、翌日のことである。下のニュースは、上の現象の続報である。ただし、別の放送局が報じた。上の現象について国立天文台に問い合わせ、「飛行機雲ですね」との回答を得ている。まあ、やはりと言うか、そりゃそうであろう、「意外」でも何でもないぞw
(出典:FNNプライムオンライン)
下の地図は、その機体の飛行ルートを僕が書き込んでみたもの。目撃したときの飛行機雲の仰角高度や方角などから推定した。
多分、アンカレッジ辺りを出発した香港行きの便だったのでは。そんなに頻繁に見かけるようなルートではないので(もしくは少しルートを外れていた?)、多くの人から余計に珍しく目撃されたのかも知れないなあ、と思ったのであった…。
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毎日、英語(英検1級)の勉強をしていると、ふと昔懐かしいゲームをやってみたくなることがあります…。例えば、中学や高校の頃に熱中した、ファミコンやパソコンのゲーム。下は、ナムコのクラシカルなゲームたちを集めたコレクションです。Nintendo DSであれば、単語学習用にいつも僕の手元に置いてあるので、サクッとカセットを入れ替えて遊ぶことが出来ますw 新品はすっかりプレミアム価格になってしまっていますが、中古で出物があればいつか買ってみようかなあ、と思っています…。
『ナムコミュージアムDS』
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