うさぎの段ボール箱を補強するために、100円ショップで買ったアレを使うのだ…

トップの写真は、うさんぽの際に茂みの中へと入って行く、うさぎの後ろ姿。しっぽがぴょこんと出ているのが見える。

うさぎは、野原を跳び回るのも好きだけれども、このように茂みの中や物陰に隠れるのも好きだ。外敵を想定して、それらから身を隠しているのだろう、と思う。
例えば、電線の上などから、カラスの鳴き声がしばしば聞こえてくる。うさぎは、この鳴き声に敏感だ。どこにいても、じっとして必ず聞き耳を立てている。カラスはきっと、敵なのだろう。

うさぎの習性は他にもある。穴を掘りたがることだ。しかし、地面の土を掘っているのは殆ど見かけない。外にいるときには余り行わないのである。
どうも、閉鎖された場所で、穴掘りをしたがるようである。出口か逃げ道を作っておく、ということなのだろうか?娘の部屋のこたつの周りで遊んでいるときに、時折こたつ布団を掘るような仕草をしているところを見たことがある。

多分、こたつの周りを一周して、同じ場所に戻って来てしまったことに気づいて、もっと他の道を…と考えて、布団を掘ろうとしたのかも知れない、と想像する。
はたから見ていると、布団を前足で擦ってほじくろうとする姿は、やや滑稽で可愛らしいものである。そのうち写真に収めておこうと思ったのだけれども、生憎と、こたつはもうすっかりと片付けられてしまった。

あと、うさぎが穴を掘りたがるのは、段ボール箱の隅である。うさぎの家として使っている段ボール箱の中には、ペット用のトイレシートと新聞紙を敷いてある。それらを捲って、段ボール箱の底を齧ったり爪で引っ掻いたりするのだ。
それで、以前も書いたように、段ボール箱がひとつ駄目になってしまったことがあった。いま使っている段ボール箱はふたつ目。いずれも、Amazonで買い物をしたときの箱である。

この段ボール箱は、息子の自転車に取り付けるカゴなど、やや大きめの商品を買ったときに使われたものだ。サイズは、底面が40x50cmで、蓋の部分を立てておくと、高さは44cmになる。
この大きさは、実に扱いやすい。ワイヤーラックにもうまく収まるし、箱の中には、うさぎのトイレや牧草を入れておくための木箱などを入れておくためのスペースも確保できる。

しかし、この段ボール箱は、うちにはふたつしかなかったのだ。つまり、いま使っているものを壊されたら、もう代わりがないのである。
そこで、また隅に穴を開けられることがないよう、予め対策をしておく必要があった。そのためなのか、かみさんは段ボール箱の底に、もう一枚板状の段ボールを敷いていた。

ところが、うさぎは全くのお構いなし。その板状の段ボールも、どんどん穴だらけにしてしまう。箱に穴を開けるくらいなのだから、同じ材質のものは役に立たないのであるw
では、木製ならどうだろうか、と思案して、すのこを敷いてみることにした。以前、別の用途で買った木製のすのこが一枚あったのだけれども、これが、あのAmazonの段ボール箱のサイズとほぼ半分なのである。

「桐すのこ 約45x20cm」という商品。これを2枚敷けば、段ボール箱の底面をほぼカバーする。うさぎは木材を齧ることも出来るけれども、段ボールよりは遥かに耐久性があるだろう。
しかし、このすのこは、うちには一枚しかなかった。また100円ショップに行き、もう一枚買って来るまで、段ボール箱の底面強化はお預けとなっていたのである。

それで、買って来ましたよ、桐すのこ。まあ100円の商品なので、高さは1cm程度の、ペラペラである。でも、当然ながら、段ボールよりは頑丈そうである。これを、Amazonの箱に2枚敷く。

時折、うさぎが派手に飲み水をこぼすことがあるので、防水などを考慮して、念のために新聞紙を敷いてから、すのこを入れた。やはり、2枚分でほぼぴったりである。
長辺が前後に2cmほど隙間になるけれども、上に被せることになるペットシートや新聞紙を折り込んでおけば、多分大丈夫だろう、と思う。

…というわけで、ペットシートを載せる。この上に、更に新聞紙を敷いておいた。うさぎはトイレを通常、トイレ用の器(これも100円ショップで買った犬用のごはん容器)の中で済ませている。
しかし、稀にその器の外でしてしまうことがあったり、上に書いたように、飲み水をこぼしたりすることがある。すのこの汚れ防止や防水のために、これらを敷いておくことは必要なのだ。

こうした工作をして既に数日が経ったけれども、うさぎは依然として、段ボール箱の底に穴を開けようと、掘削を行うことがある。しかし、新聞紙とペットシートで今のところ行き止まりとなっている。
どうやら、この作戦で成功のようだw 当分の間、Amazonの段ボール箱は、壊されずにすみそうである…。


さて、すのこを買うために100円ショップへ行ったところ、ペット用品の売り場で、目新しいものを見つけた。ドライフルーツだ。

パイナップル、パパイヤ、マンゴーが1cm角くらいの大きさにカットされたものである。袋の裏面の対象動物の欄には、うさぎも書かれている。
以前、うさぎの飼い方の本を図書館で何冊か借りて読んだ際、うさぎはパイナップルやマンゴーなどのトロピカルなフルーツもおやつとして食べる、ということを読んだ。

そこで、先達て、生のパイナップルとマンゴーがカットされたもの(これは動物用ではなく人間用)を少量干して与えてみたところ、よく食べたことがあった。
きっと、この小動物用のドライフルーツも食べるだろう、と思って手ずから食べさせようとするのだけれども、どうも余りお召し上がりになってくれない…。

では…と思い、カットの幾つかを天日に1~2日干してから与えたところ、今度はよく食べるのである。どうやら、ドライフルーツを更に干して乾燥させると、お気に召すようなのだ。うーん、よく分からんw
そんな訳で、この100円ショップのドライフルーツは、毎日数カットずつを日に干してから、おやつとして与えている。干すと食べる、というのはなかなか面白い習性だなあ、と思っている。

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