最近せっせと稽古に励んでいる空手道のアレが遂に届いた。これがあるだけで一層、練習に身が入るというものなのだ…

トップの写真は、きのう撮影した月。日中、天頂付近を見上げたときに撮った。

半月のように見えるけれども、実際にはこの日ではなくて本日なのだそうである。しかしながら、青空に浮かぶ月というのもまた風情であると思う。白い月面にはクレーターも見て取れる。


一方で、下の写真は、先だっての日曜日に西の空を撮ったもの。三日月と思いきや、こちらは1日過ぎている。言うなれば四日月といったところだろうか。実際には、そんな言葉はないかも知れないけどw
その代わりと言っては何だけれども、この日は月と金星が寄り合っていたのである。そういった星回りだったのだ。三日月風の盈月と宵の明星、なかなかお目にかかれない組み合わせであろう…。


さてさて、僕が空手道の稽古に通い始めてから早くも3ヶ月が経った。これまでに他の武道の経験はあったけれども、空手に関してはゼロからのスタートだったので、湧き上がる興味を抱きつつも模索の日々であったように思う。
それが最近は漸く、形(かた)もふたつほど覚えることが出来た。まだまだ覚えて身につけていかなければならない形は沢山ある。でも、そのためのコツのようなものが徐々に分かってきたような気がするので、むしろ覚えるのが楽しみなくらいだ。

そんな中、空手教室の先生(師範)が3月のうちに注文しておいて下さった空手衣が届いた。当初から「到着までに1ヶ月半くらい掛かりますよ」と言われていたので予定通りである。道場の銘や僕の苗字を刺繍するので、それも含めて生産に時間を要したのだろう。
空手教室の開始前に渡されて早速、着替えることにした。このために先生は教室へいつもより早めに来て下さったのである(実は僕もだった)。大きなビニール袋から上下衣を取り出すと、真っ白なそれはゴワッとした感触とともに広がった。

空手衣は主に2種類ある。形をやるためのものと、組手をやるためのものである。正確に言うと、それらの中間に位置するものもあるようだ。いずれにしても、用途によって使い分けるようになっているのだ。
形をやるための空手衣は、生地がやや厚く硬く出来ており、手足など身体を激しく動かす度に「ズバッ」とか「ビシッ」といったような心地好い衣ずれの音が鳴る。ただし、力強くスピーディかつ上手に演武しないと良い音が鳴ってくれないようだ。

その一方で、組手用の空手衣は、生地が比較的薄く軽くなっていて、そのために身体が非常に動かしやすくなっているのだそうである。その分だけ、衣ずれで生じる音の出は少ない。だから、形を打つには向いていないとも言える。
僕は今回、先生からのお勧めもあって、形用の空手衣を注文した。形をしっかりと身につけていくことが先決だからである。そんな訳で、広げたときにゴワッとしていたのだ。

それから、いつも通り2時間の稽古に入った。これまでは普段着でやっていたのだけれども、もう空手そのものの感触が全然違うのである。何というべきか、「空手をやっている」という実感が湧きに湧くという感じなのだ。身も心も、どんどん引き締まってくる!
この感激にも似た快さを終生忘れないようにしなければ!と思った。稽古はいつもより一層に力が入り、2時間があっという間に感じられた。そして、終了後は予め先生に伝えておいたように、ツーショットで写真を撮って貰ったのである。

最初は僕が持参したiPad mini2で撮影して貰った(初段の小学生にお願いした)のだけれども、この旧い機種のカメラでは露出不足であったのか激しくブレてしまった。でも、良い具合に匿名性のある写真になったので、上に一応載せておきたいと思うw
その後、先生のiPhoneでも撮って貰った。流石に、こちらは頗る画質が良く、ブレなどは全くなかった。その写真は、僕自身も保存用として残しておき、何人かの友人たちにも見せたのである。先生からも友人からも「空手衣が似合っているね」と評判であるw

さてさて、ゴールデンウィークが近づいている。元来、僕は其処此処へ出歩くのが余り好きではないタチで、混雑するような時期ならば尚更だ。まあ、この空手衣をうちでも着て、自主練習に励む連休にしたいと思っている…。

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夏に昇級審査を受ける予定なので、そのときに緑色の帯になる予定なのですが、目下のところ僕は白帯です。空手教室では勿論、白い帯で稽古していますが、うちでは赤い帯を締めて練習してみようと思い立ちました。空手では普段、赤や青の帯は試合用として用いられます。審判が選手の識別を容易にするためなのですが、稽古に締めてくる人もいます。僕は赤い帯を締めているとモチベーションが更にアップするような気がするので、買ってみようと考えているのです。空手では他に、拳サポーター(略して拳サポ)というグローブも組手の試合で用います。これも赤と青があるのですが、そのうちに赤を(先に)買おうと思っています。

「早川繊維工業(九櫻) カラー帯 4号 JC4」
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